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札幌の劇団Introの面々が つらつらと色々書きつらねるブログ
ついった〜はじめました
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おはようございます。

菜摘あかねです。
何度もブログを書きかけては消し、書きかけては消し、を繰り返してひと月がたちました。ごめんなさい。今日こそは消さない宣言をして書きます。

私たちが経験したことがないような震災が起きてからもうすぐ2ヶ月がたちます。
被災された方に、地域に、1日でも早い安心な暮らしを、と願っています。

私の気持ちも3.11からなかなか動けずにいます。あの震災のあと、個人的には大きな出来事がいくつもあったけど、それらはむしろ遠い遠い昔の出来事で、3.11がぴたりと私の側から離れません。

私は4月17日から一週間、宮城県に行ってきました。
避難所を回って、障がい者の安否確認と実態調査のようなことをしてきました。
ボランティアにいくにも、少しでも自分の特性をいかして、と思って、障がい者団体のお手伝いをしてきました。

仙台に足を踏み入れたときは、あまりいつもと変わらない風景に驚きました。札幌の街のような、都会、たくさんの人。ザックを背負った私がむしろ場違いのような感じをうけました。


しかし、一度、沿岸部に行けばそこは1ヶ月たったとは思えない光景が広がっていました。

畑に刺さる車。
あちこちに転がる色とりどりのプラスチック。
壊滅した街。
骨組みしか残っていない庁舎。
建物の屋上にひっくり返る車。
瓦礫からのぞく写真。
陸に乗り上げた船。
なぎ倒された電信柱。
遺体を探す自衛隊。
止まった時計。
避難所に並んだ布団に並んだ寝たきりのお年寄りたち。
消毒液と排泄物の匂い。
民間の前に並ぶ災害ゴミ。
行方不明者を探す張り紙。
津波の恐怖を語るおじいちゃん。

海水に負けず咲く、花。
子どもたちの笑顔。


たくさんのものをみて、聴いて、思って、帰ってきました。


あたしが離れたこの札幌で出来ること。
introが出来ること。

しっかりちゃんと考えていきたいと思います。



菜摘


写真は宮城県女川です。

ささ、のしろさん春ですね。お花見なんていかがですか?



拍手[4回]

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30年以上前になりますが、


わが家はあまりテレビをつけない家でした。


こどもの頃は、ズームイン朝的な番組に憧れたものです。


わが家には、レコードがありました。


母はたまに、渡辺真知子の「かもめが飛んだ日」とか中島みゆきの「時代」とかかけていました。


あと『おやすみのレコード』と呼ばれるものがありました。LPです。


そろそろ、『おやすみのレコード』かけて


と言われると、そのレコードをかけ、寝る準備をしておやすみなさい、というわけです。


たまたま今日買った中古CDに、おやすみのレコードでよく聞いていた曲が入っていました。


ほかにも『日曜日のやつ』と呼ばれるレコードもありました。どちらもモーツァルトでした。


その影響かはわかりませんが、いまだにわたしはクラシックがいちばん、穏やかになるというか、落ち着きます。なんでも、というわけではないですが。


あっという間に4月ですね。


とんでもない、信じられない、どうしていいか全くわからない、


未曾有の震災がありました。


家に帰ってテレビをつけて、


あまりのことに、呆然と、あほみたいに口をあけ、

なにこれ
と独り言を言うしかありませんでした。

毎日、考えない日はありません。


それは、被災された方々の辛さ、大変さではありません。


それは、

なにこれ

という言葉しか出て来なかったわたしには、想像できません。

想像ではない、現実だと本気で認めることが、必要だと思います。自覚ってやつです。知れってことです。


中途半端に、辛さや痛みをわかったような気になってしまったり、ビビりたおすんじゃなくて。


3月11日に、
起こったことを、
自分で、


時間がかかっても、絶対に自分で、認めなくてはならないと、考え続けています。


淡々と、だけどしっかり進め、と思います。


まわりがしっかりしてなくて、どうするんだと。


まわりがビビっててなんか進むのかと。

それが、被災された方々にするべきことなのかと。


超法規的手段をとるのは今じゃないならいつなんだと思います。



今日、震災後、はじめてクラシックをかけました。


落ち着こうとかじゃなくて、しっかりしやがれ自分、と思ってかけました。


新聞の隅に出ていた記事がきっかけでした。


岩手県の大船渡と釜石に入った米救援隊の消防士はその惨状に驚く。

それにもまして印象深かったのは、倒壊したある店の女性主人だった。その人は

「何もありませんが」

とせんべいを差し出したのだ。


同じく大船渡市で捜索活動をした中国の援助隊員は、通りがかりの住民に

「遠くからわざわざありがとう」

と声をかけられ、アメや菓子を手渡された。別の隊員は現地コンビニで「援助隊なら」と代金の受け取りを拒まれ、カップ麺やおにぎりの提供を受けたという。

他にも、
パキスタンの地中海性貧血を患う子供たち40人は福祉団体代表と共に日本の領事館へ、被災地の子供たちにとサッカーボール10個を寄贈した。

日本人からは代金を取れないと言ったポーランドのタクシー運転手、巨額の金と「がんばって」との一言だけを残していったロシアの紳士


などなどのエピソードが、淡々と書かれていました。


日々、しっかり進むことの難しさと素晴らしさをくらいながら。


長々すいません。

さて、進めintro。


なっちゃんのすきな音楽はなんですか。


拍手[9回]

3月だというのに
ものすっごい雪ですね
佐藤です

さてintro武者修行月間も無事終了
私はサッポロショウケースに
TBGSに出演させていただきました、はい。

そして、実はひっそりと
2/18.19にこぐま座で
「仔熊夜会」という人形劇のお手伝いをしておりました
大人向けの人形劇
宮澤賢治の「貝の火」と言う作品でした

こんな人形たちがご出演

かわいくて
楽しくて
せつなくて
いいお話でございました

いいすよ、ほんと。


さて
ほんでまたまた宣伝で〜す
introではもうお馴染みの
宮澤りえ蔵さんが今週末芝居をしております
りえ蔵さん、琴似劇が終わったと思ったら
もう、すぐ違う芝居をしております
すごいバイタリティです!
そんなりえ蔵さんの出るお芝居はこちら!!!


若い演出家と日本の戯曲シリーズ#00

安部公房「制服」

【演出】重堂元樹
【出演】梅津学、小林なるみ、かとうしゅうや、宮澤りえ蔵、フレンチ、小山佳祐、彦素由幸

【日時】2011年3月5日(土)15:00・19:00
        6日(日)15:00
【会場】生活支援型文化施設コンカリーニョ
【料金】前売1,500円 当日1,800円 コンカリーニョ会員1,200円
【問い合わせ】コンカリーニョ TEL.011-615-4859


さてさて、さほちゃんは何してますか〜

拍手[5回]

こんにちわ。
大高です。

先日風邪をひきました。
朝日町での芝居の本番の日にまさかの高熱。
しかし、本番中は風邪のこと忘れちゃいますけどね。

本番終ったあと、みなさん優しくしてくれました。
小学生の女の子3人にチョコレートをもらい、高校生の女の子には拳大の唐揚げをもらい、おばちゃんには「熱計ってあげる」とおでこに何度もキスをされました。
みんなありがとう。

で、拳大の唐揚げをくれた女子高生なんですが、その子からバレンタインチョコを頂きました。
今年のチョコはそれだけ。

あとは仕事関係で大福を頂いたくらいです。

佐藤さんはたくさんもらいそうですね。
鼻血大丈夫?佐藤さん。


拍手[4回]

次回 公演情報!!
☆ 次回公演 ☆

詳細まて!
introとは
札幌の劇団です。
脚本・演出のイトウワカナほか、俳優6名、音響1名で構成されています。 メールはこちら
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